家庭人学

原理原則を実践するからこそ、強くて健康で美しい家庭を所有する家庭人が、この世界に溢れて、あらゆる分野の責任者となっていく。それが世界平和への最短の道であることを確信しています。だからこそ、家庭人の為の人間学、『家庭人学』を今、発信しています。 ブログでは音声配信の台本であるツイッターをまとめています。

幸せになる勇気


f:id:torukondo0705:20180427001329j:image

難しい環境でも立派に咲く華

宿命は変えることができないが、運命は変えられる。本当にそうだろうか? 例えば、男性(女性)であることは変えられない。元々はどちらかである。日本人であることは変えられない。〇〇家に生まれたことも変えられないし、自分の両親をかえることも、もちろんできない。命を正しく運ぶ(運命)ことによって、宿った命(宿命)を自覚し、その宿命を真に花咲かせることが幸せな人生を迎えるための普遍的な原理である。

最近「嫌われる勇気」という本を面白く読んだ。過去は変えられないけど、それにどういう「意味付け」をするかが重要であると言う。例えばある障害を持って苦労した(している)自分を見て、これは親や先祖のせいだと恨む心で過去を解釈することもできるし、それとは逆に100億円払っても、どんな大金を払ってもできない経験を自分は出来ている、だから自分は誰よりも人の苦しみを共感できる。と感謝する心で過去を解釈することもできる。どちらを「選択」するかは私次第である。

 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。(マーガレット・サッチャー/英国初の女性首相)。この言葉をご存知だろうか。どのような言動を見て、聞いて、行うかで、私達の習慣、人格そして運命が決定される。自分の本当の幸せのため、正しい選択をするためには「幸せになろうとする勇気」が必要。心ではわかっていることが多い、自分がどちらを選択するべきかを。ただ勇気がないだけ。見込みのたたない難しいカードよりも、現状維持という見通しを立てやすいカードを選ぶ。自分をいつも勇気づけてくれる、そんな存在を自覚する人は自ら幸せになる勇気を持って、自分の宿命を真に花咲かせるだろう。