検索力とテーマを持つ力
□世界1秒圏時代
今は「世界1秒圏時代」と言われ、インターネットの普及により様々な情報に一瞬でアクセスできるようになった。グーグル先生に聞けば何でも教えてくれる。情報量があまりにも膨大になってくると、知識の量にあまり価値が置かれなくなってくる。膨大な情報の海の中から、どんな情報を釣り上げて食べる(血肉化する)かで、私達の人生は大きく異なってくる。つまりどんなテーマを持って情報を検索するのかで、そこに雲泥の差が出る。
□語学力は検索力をアップさせる
インターネット上の情報量は英語の情報が52.3%、日本語の情報はたったの4.2%と、12倍、13倍もの差があるという。ネイティブばりには英語が出来なくても、ある程度の読解力を磨き、翻訳アプリを駆使すれば理解できるものも増えてくる。
□テーマを持つ力
検索する力はどんなテーマを持つか、ということに影響を受ける。そして、私達には通過しなければならない普遍的なテーマがある。人はなぜ生まれ、何の為に生きるのか、愛とは何か、なぜ結婚するのか、死んだらどうなるのか、本心とはなにか? 神様はいるのかいないのか? いるなら私達とどういう関係性なのか、などなど根本的で普遍的なこと、だけど最も大切なこと。
□新しいぶどう酒は新しい革袋に
知らないことを知る、ことで知識が増える。しかし、実は知らないことを知らないこと、の方が遥かに多いことを知ることで、自身の今まで築き上げてきた価値観が新しい価値観を受け入れる障害物となるのではなく、新しい価値観を受け入れる為の跳躍台と成るはずである。