家庭人学

原理原則を実践するからこそ、強くて健康で美しい家庭を所有する家庭人が、この世界に溢れて、あらゆる分野の責任者となっていく。それが世界平和への最短の道であることを確信しています。だからこそ、家庭人の為の人間学、『家庭人学』を今、発信しています。 ブログでは音声配信の台本であるツイッターをまとめています。

自分を知りたい好奇心

今回は「好奇心」について考えました。
皆さんは人の成長にとって何が重要だと思いますか? 私は「好奇心」に好奇心を持っています(* ̄∇ ̄*)
 
IQ、EQ と同じかそれ以上に注目されているのがCQ(Curiosity Quotient 好奇心指数)である。「仕事、成功、学科の分野、趣味ですら、好奇心と熱意がさらに重要になる。なぜなら、フラットな世界には、好奇心とそれを抱く人間の奥行きや幅をどんどん広げるツールが山ほどあるからだ(トーマス・フリードマン) 
 勉強の9割は好奇心で決まると言っても過言ではない。つまり、好奇心や探求心さえあれば学力、能力や技術力などはいくらでも伸ばすことができる環境が沢山あるということ。大事なことは疑問を持つことを止めないことだ。好奇心はそれ自体に存在意義がある。人は永遠や人生の神秘、そして実在の背後にある驚くべき体系の神秘について熟考すれば、必ず畏敬の念にとらわれる。毎日この神秘のたとえ僅かでも理解しようと努めれば、それで十分である。聖なる好奇心を失うな(アルベルト・アインシュタイン:物理学者)
 家庭でも会社でも、人間関係が重要であることを私達は知っている。喜怒哀楽の感情は人やもの、はたまた神様やご先祖様といった「関係性」からやってくる。関係性を良くして幸せな人生を送るためには、自分を変えねばならない。しかし、何十年と凝り固まった自分の習慣性、クセや価値観をある意味「否定」して新しい価値観や習慣を素直に受け入れることはそんなに簡単なことではない(^^; そこで重要なのが「自分に対する好奇心」である。「好奇」とは、珍しいことや未知のことに対して強く興味をもつこと、とある。「本当の自分を見てみたい」、「生まれ変わった自分を見てみたい」といった好奇心が、自分に対する無関心な心に勝ったとき、始めて自己変革が始まる。
  私には5歳の長男と3歳の次男そして0歳の長女がいる。子どもは「好奇心の天才」だ。何にでも関心を持って、親が嫌になるほど同じことを何度も繰り返す。同じ質問を何度も繰り返す…しかし、成長するスピードも凄い。一日一日溢れるような好奇心と探求心でいろんなことにチャレンジして、何度も失敗を繰り返しながら日々確実に成長していく。「霧の中を行けば、覚えず衣湿る」(曹洞宗の開祖道元禅師) 好奇心指数を高める良い方法は好奇心の天才である子どもと多くの時間を共にすること、好奇心溢れる人と時を共にすることである。